多くの観光客が訪れる鶴岡八幡宮は、源頼朝にゆかりが深い神社

 

古都鎌倉の象徴でもある『鶴岡八幡宮』。国内外から多くの参拝者が訪れる、源氏ゆかりの八幡宮です。

 

康平6(1063)年に源頼義が、京都の石清水八幡宮を由比郷鶴岡(現在の材木座)に勧請したのが始まりです。

 

 

源頼朝が現在の場所に移し、鎌倉幕府の中心地となりました。広く武門の神として、特に武家の崇敬を集めました。

 

最近では、勝運・出世運のパワースポットとしても人気です。

 

鎌倉幕府や武家の歴史に深く関わる場所でもあり、桜や紅葉など四季折々の自然も美しい場所です。

由比ヶ浜から続く参道。段葛は桜の季節にぜひ歩いてみたい場所

 

鶴岡八幡宮』の正式な参道である「若宮大路」は、由比ヶ浜にある一の鳥居から始まっています。そして若宮大路の二ノ鳥居から三ノ鳥居まで、中央に一段高く作られた歩道が段葛(だんかずら)。源頼朝が妻の北条政子の安産祈願のために造らせたと言われています。

 

段葛は桜の名所としても有名で、「日本の桜名所100」にも選ばれています。およそ500メートルの段葛の両脇には、ずらりと桜が並びます。

 

 

満開の時期には桜のトンネルのような美しさ。若宮大路で人力車に乗って、桜を眺めるのもおすすめ。

 

桜のあとは、ツツジが段葛を彩ります。

 

広い境内は見どころ多数。本殿の前からは鎌倉の街が見渡せる

 

境内でまず目に入るのが、源氏池平家池。春は桜、8月はハスの花の名所。源氏池には三つの島が、平家池には四つの島があります。

 

「産」と「死」にかけ、源氏の繁栄と平家の滅亡を願ったとされています。

 

 

本殿に向かう大石段の下にあるのが舞殿。『鶴岡八幡宮』でも特徴的な場所で、静御前が義経を想って舞った若宮廻廊があった場所とされています。

 

現在でも舞の奉納など、様々な行事が行われています。

 

 

61段の大石段上に建つ本殿は、応神天皇・比売神・神功皇后を祀る重要文化財。本殿前からの鎌倉市街を見下ろす絶景は必見です。

 

『復活を目指す大銀杏。親子銀杏となっても生命力を感じられる御神木』

 

大石段の下には、長年御神木として大切にされていた大銀杏の木がありました。樹齢1000年と言われ、鎌倉三代将軍実朝の暗殺の舞台として有名。

 

暗殺の実行犯である公暁(二代将軍の息子)はこの銀杏に隠れ、『鶴岡八幡宮』を参拝に来ていた実朝を待ち構えたとされています。

 

 

2010年の強風で、残念ながら根元から倒れてしまいました。すぐに再生への取り組みが始まり、根の復活、移植、挿し木の3つの方法が試されました。

 

現在では何本もの若芽が育ち、親(元の大銀杏)子(若芽)銀杏として大切にお祀りされています。

昔も今も鎌倉の中心である鶴岡八幡宮は、見どころ多数の人気観光地

 

鶴岡八幡宮』の境内には、他にも多数の見どころや史跡があります。白旗神社などの摂社・末社。

 

北条政子所縁の「政子石」も縁結びのパワースポットとして人気。春は桜、夏は蓮、秋は紅葉と美しい自然も堪能できます。

 

有名観光地だけあって、周辺は美味しい飲食店や他の観光地も揃っています。

 

 

お土産には、鎌倉名物「鳩サブレ―」もおすすめ。販売元の豊島屋は、若宮大路に本店があります。小町通りで鎌倉グルメやお土産を探すのも楽しいですよ。

 

鎌倉を訪れた際には、ぜひ『鶴岡八幡宮』にも足を運んでみてください。