奥州平泉でしか見られない、唯一無二の寺院「中尊寺」金色堂とは

 

中尊寺』は、比叡山延暦寺の僧慈覚大師円仁によって開山された、天台宗のお寺です。見どころは何といっても金色堂です。

 

金色堂は、金箔で装飾の施された阿弥陀堂のことを言います。奥州藤原氏の初代清衡公・二代基衡公・三代秀衡公のご遺体と、四代泰衡公の首級がおさめられています。

 

その黄金の輝きはまばゆいばかりに美しく、荘厳さも兼ね備え、見るものを惹きつけてやみません。

 

参拝者が多いので中々じっくりと見れませんが、できればゆっくり時間をかけて隅々まで見たいものです。

 

 

金色堂の参拝には800円の拝観料が必要です。

 

正直、ちょっと高い・・!どうしよう・・?と一瞬迷いが生じますが、その存在の希少性と、やっぱり黄金に輝く金色堂を見たい!という願望から、これまで何度か中尊寺を訪れた私も、必ず金色堂に参拝します。

 

ちなみに、金色堂がある新覆堂へ向かうゆるい石段の入口に「金色堂」と刻まれた石碑があり、定番の撮影スポットになっています

 

「中尊寺」に行ったら必ず訪れたい。ぜひ「本堂」にも参拝しよう

 

中尊寺』 は、天台宗の東北大本山でもあり、有名というだけではなくとっても由緒ある名刹でもあります。一山の中心である本堂にはぜひお参りしたいものです。

 

 

金色堂とは対照的な派手さのないその趣のある佇まいが、仏様に寄り添いたいという参拝者の気持ちをより一層強くします。

 

また、一山全体にたくさんの堂塔があり、仮に金色堂がなかったとしても、充分訪れる価値がある場所です。

 

国の重要文化財である能楽殿や、宝物館「讃衡蔵」にもぜひ訪れてみてください。

「中尊寺」と奥州藤原氏の歴史は切り離せない。参拝前に知っておこう

 

 

ここで奥州藤原氏の歴史に触れてみます。大河ドラマ「炎立つ」で一躍有名になりましたね。

 

藤原三代までは栄華が続きましたが、三代秀衡公の時に、源義経が兄・頼朝と対立し、奥州へ落ちのびてきたことから運命が変わり始めます。

 

ここで四代泰衡公は頼朝と一戦を交えずに、逆に義経を追い込み、自害させます。さらに平泉の地は鎌倉軍の侵攻にあい、奥州藤原氏は滅亡しました。

 

泰衡公よ!なぜ義経と一緒に戦ってくれなかったんだ!と、つい心の叫びが出てしまいますが、栄華を極めた奥州藤原氏でも、時の権力者・源頼朝の力には抗えず滅びてしまったことは、何かはかないものを感じます。

 

「中尊寺」だけじゃない!他にも見どころ満載。平泉の世界遺産!

 

近隣には世界遺産を構成する「毛越寺」、「無量光院跡」など、見どころがたくさんあります。

 

 

また、『中尊寺』から車で5分ほどのところに、源義経自刃の地と言われ、その木像が祀られている高館義経堂」があり、歴史ファン必訪です。

 

ここから眺める北上川の雄大な風景は大変素晴らしく、これを眺めながら義経公の波乱万丈の生涯に思いを馳せてみるというのも歴史の楽しみ方の一つではないでしょうか。

「中尊寺」の参拝時期は、いつの時期がおススメ? そのアクセスは?

 

 

 

《所在地》

岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202

 

《参拝時間》

3月1日〜11月3日/8:30~17:00 11月4日〜2月末日/8:30~16:30

 

《拝観料》

中尊寺金色堂 共通券 800円  高館義経堂 200円

 

《アクセス》

電車:JR東北本線平泉駅からバス

車:東北自動車道 平泉前沢IC

 

 

平泉は、岩手県の南部、宮城県寄りに位置し、宮城県への観光のついでに立ち寄れる、大変アクセスがよい場所です。

 

平泉で、黄金色に輝くご当地ナンバーを付けた車を見つけると、お金持ちになれるとかなれないとか…

 

訪れる時期としては、5月の「春の藤原祭り」、11月「秋の藤原祭り」の時期もよいですが、じっくり金色堂を拝観したい!平泉を堪能したいという方は、あえて観光客の少ない時期を狙って行くのもおススメです。

 

寒さが苦にならない方は、雪の時期に訪れるのも独特の風情があっていいですよ!