もくじ
東北屈指の名寺「立石寺(山寺)」とはどんなお寺?なんて読むの?
「立石寺」は正式名称を「宝珠山立石寺」(ほうじゅさんりっしゃくじ)といい、通称「山寺」と呼ばれています。慈覚大師円仁を開祖とする天台宗のお寺です。
円仁は、岩手県平泉の中尊寺・毛越寺、宮城県松島町の瑞巌寺も開いたと言われる、とても立派な高僧です。
ちなみに、立石寺(山寺)を含めたこれらの四寺を巡るコースを「四寺回廊」と言います。
【山形県 宝珠山立石寺(山寺)】お勧め★★★☆☆ 日本・寺系
松尾芭蕉が『奥の細道』という俳句を詠んだ有名な名所。五大堂という展望台から眺めは格別!日本人なら行かなきゃ損! pic.twitter.com/ZiYwCnoS71— 死ぬ前に必ず行くべき場所 (@sinumaeni_) 2019年6月19日
登頂ルートに沿って「立石寺(山寺)」をご紹介していきます
お参りは、正攻法で、登山口からスタートしましょう。正面に見える根本中堂は国の指定重要文化財です。(根本中堂という名称がいかにも天台宗のお寺らしいですね。)
まずはここで手を合わせ、無心にお参りをしながら、道中の無事を祈念します。
そこから数分ほど歩いたところに、松尾芭蕉が奥の細道紀行の際に訪れ詠んだという「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句碑と、松尾芭蕉の像があります。
弟子の曾良の像も立っています。早く登りたいとはやる気持ちを抑え、少しだけ芭蕉の世界に浸ります
山形県のパワースポット
立石寺
松尾芭蕉が訪れた悪縁切りで有名な山寺。1500段ある階段を一段一段登るごとに煩悩が消えていく。 https://t.co/GxOMbSi27M
— 開運&パワースポット (@kaiun_item) 2019年6月13日
立派な門構えの山門が見えると、いよいよ山頂への長い道のりのスタートです。気分が高揚してきます。
ちなみに、服装や靴はふだん使っているもので大丈夫だと思います。
山門をくぐると、そこから一瞬空気が変わり、聖地に一歩足を踏み入れたようで、気持ちが引き締まります。
階段は石段になっているので、足場は悪くありません。石段は千段以上あると言われており、一段登るごとに煩悩が一つずつ減っていくと言われています。
テンション高くのぼり始めますが、だんだん足が重くなり、果てしない道のりにウンザリし始め、「あとどれくらい登るの?」と何度も呟くことになります。
また、健脚のご年配の方や、子供たちがスタスタ登っていくのを横目で見ると、途中でめげそうになります(涙)。
山形空港から車で30分。
山寺の立石寺へ行ってきました。
1070段の階段をはたして登りきれるのか?
雨もしとしと…
でも、そんな心配は不要でした。大木の針葉樹や岩肌に随所にある祠、石碑、苔むした岩肌等々、心が清められる景色を眺めながら、いつの間にか、奥の院へたどり着いていました☺️ pic.twitter.com/y2dSZ67d1X— tokutomo (@tokutomo6) 2019年6月16日
晴れ晴れした表情で下山してくる方々に、「頑張って!」などと声をかけられ、「こういう形での人との触れ合いもいいな」「よし、頑張るぞ!」と気持ちを鼓舞しながら登り続けます。
途中で休憩所もあるので、水分補給しながらマイペースで登りましょう。
仁王門をくぐり、15分ほど登り進めると、目指すゴール「奥之院」と「大仏殿」に到着です。ここまで来るとさすがに達成感があります。
あきらめないでよかった!ゆっくり頂上気分を満喫しましょう。
帰りはマイペース。「立石寺」(山寺)山内の見どころを見逃さずに!
立石寺 山寺(山形県)
約1070段の階段の先に奥の院があります。
健康で元気な方でも肩で息をし、日常を見つめ直すでしょう。
登る方は、充分な装備と時間で無理の無いように登って欲しい。 pic.twitter.com/IZSNKhdW9J— ているず (@talesssssssss) 2019年6月15日
帰りはゆっくりマイペースです。「華蔵院」には、岩窟の中に日本最小と言われる三重塔があります。
一見するとミニチュアかと思うほどの小ささですが、国の指定重要文化財の本物と知り、ビックリします。
開山堂と五大堂にもぜひ立ち寄ってください。五大堂から見える見る景色が、山内では一番素晴らしいと言われています。
この風景を見るために山に登ると言っても過言ではありません。山里の風景を一望する絶景を眺めると、清々しい気持ちになれます。
また、遠くに目をやると、ところどころ、岩場にお堂が立っています。
修行者以外の立ち入りは禁じられているようですが、ここで修行、しかも冬の極寒の中で・・などと修行の大変さに思いを巡らしながら、石段を下りていきます。
崖の上のお堂
1、2枚目は一般の人は行けないみたいです。
行けたとしても命懸けですね(*´д`)#立石寺 #山寺 pic.twitter.com/gJBBeFDsg2— いく (@iku_0202) 2019年5月20日
山を下りてからのお楽しみもいっぱい。食事とお土産を満喫しよう!
登山口周辺には、たくさんのお土産屋さんや食事処が並んでいます。山形名物の玉こんにゃくや芋煮などでお腹を満たし、疲れを癒しましょう。
食事をしたりお土産を買ったりすると、駐車料金が無料になるお店もありますので、ぜひ利用してください。
立石寺(山寺)へのアクセス・入山料・周辺の観光地をご案内
きょう9月21日(金)
特集 #イマコレ で放送した#山形 への旅企画✈️放送出来なかった未公開映像を蔵出し📹
まったりと見てけろ‼️その④
🍒山寺や 石沢アナと 仙山線🗻🚃#HTB #イチモニ #石沢綾子 #立石寺 #山寺 #五大堂 #仙山線 pic.twitter.com/waWgQqg6SH— イチモニ!(HTB)【公式】 (@HTB_ichimoni) 2018年9月21日
《所在地》
山形県山形市山寺4456-1
《アクセス》
JR仙山線利用/山形駅から20分、仙台駅から50分 いずれも山寺駅下車
乗用車利用/山形市中心部より約30分 仙台市より約90分
《時間》
8:00~17:00(宝物殿は8:30~17:00 12月~4月20日は休館)
《入山料》
大人300円 中人(中学生)200円 小人(四歳児以上)100円
《宝物殿》
大人200円 小人(四歳児以上)100円
立石寺(山寺)は、山形県と宮城県それぞれの中心部からもアクセスがよい場所です。
将棋の駒の産地・天童市や、さくらんぼ「佐藤錦」発祥の地と言われる東根市もすぐそばです。
山登りで疲れた身体を近くの温泉で癒すのもいいですね。
名所旧跡巡りが好きな方にも、初めて山形観光をする方にも、ぜひ訪れていただきたい、一生の思い出となるお寺です。話のネタになること間違いなし!
山形県・山寺(立石寺)
閑かさや岩にしみ入蝉の声という芭蕉の句の舞台となったお寺です
緑が溢れる境内でした
石段を登りきった最上部の景色は、それは素晴らしいものでした🤩山寺では計10種類の御朱印をいただけます。その中でも根本中堂の御朱印はすこぶるカッコいい🤩#山寺 #立石寺 #御朱印 pic.twitter.com/P8KaP5DXpF
— 宇治抹茶 (@uji_maccha1212) 2018年3月17日
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