東北屈指の名寺「立石寺(山寺)」とはどんなお寺?なんて読むの?

 

立石寺」は正式名称を「宝珠山立石寺」(ほうじゅさんりっしゃくじ)といい、通称「山寺」と呼ばれています。慈覚大師円仁を開祖とする天台宗のお寺です。

 

円仁は、岩手県平泉の中尊寺・毛越寺、宮城県松島町の瑞巌寺も開いたと言われる、とても立派な高僧です。

 

ちなみに、立石寺(山寺)を含めたこれらの四寺を巡るコースを「四寺回廊」と言います。

 

 

登頂ルートに沿って「立石寺(山寺)」をご紹介していきます

 

お参りは、正攻法で、登山口からスタートしましょう。正面に見える根本中堂は国の指定重要文化財です。(根本中堂という名称がいかにも天台宗のお寺らしいですね。)

 

まずはここで手を合わせ、無心にお参りをしながら、道中の無事を祈念します。

 

そこから数分ほど歩いたところに、松尾芭蕉が奥の細道紀行の際に訪れ詠んだという閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の句碑と、松尾芭蕉の像があります。

 

弟子の曾良の像も立っています。早く登りたいとはやる気持ちを抑え、少しだけ芭蕉の世界に浸ります

 

 

立派な門構えの山門が見えると、いよいよ山頂への長い道のりのスタートです。気分が高揚してきます。

 

ちなみに、服装や靴はふだん使っているもので大丈夫だと思います。

 

 

山門をくぐると、そこから一瞬空気が変わり、聖地に一歩足を踏み入れたようで、気持ちが引き締まります。

 

階段は石段になっているので、足場は悪くありません。石段は千段以上あると言われており、一段登るごとに煩悩が一つずつ減っていくと言われています。

 

テンション高くのぼり始めますが、だんだん足が重くなり、果てしない道のりにウンザリし始め、「あとどれくらい登るの?」と何度も呟くことになります。

 

また、健脚のご年配の方や、子供たちがスタスタ登っていくのを横目で見ると、途中でめげそうになります(涙)。

 

 

晴れ晴れした表情で下山してくる方々に、「頑張って!」などと声をかけられ、「こういう形での人との触れ合いもいいな」「よし、頑張るぞ!」と気持ちを鼓舞しながら登り続けます。

 

途中で休憩所もあるので、水分補給しながらマイペースで登りましょう。

 

仁王門をくぐり、15分ほど登り進めると、目指すゴール「奥之院」と「大仏殿」に到着です。ここまで来るとさすがに達成感があります。

 

あきらめないでよかった!ゆっくり頂上気分を満喫しましょう。

 

帰りはマイペース。「立石寺」(山寺)山内の見どころを見逃さずに!

 

 

帰りはゆっくりマイペースです。「華蔵院」には、岩窟の中に日本最小と言われる三重塔があります。

 

一見するとミニチュアかと思うほどの小ささですが、国の指定重要文化財の本物と知り、ビックリします。

 

開山堂と五大堂にもぜひ立ち寄ってください。五大堂から見える見る景色が、山内では一番素晴らしいと言われています。

 

この風景を見るために山に登ると言っても過言ではありません。山里の風景を一望する絶景を眺めると、清々しい気持ちになれます。

 

また、遠くに目をやると、ところどころ、岩場にお堂が立っています。

 

修行者以外の立ち入りは禁じられているようですが、ここで修行、しかも冬の極寒の中で・・などと修行の大変さに思いを巡らしながら、石段を下りていきます。

 

山を下りてからのお楽しみもいっぱい。食事とお土産を満喫しよう!

 

登山口周辺には、たくさんのお土産屋さんや食事処が並んでいます。山形名物の玉こんにゃくや芋煮などでお腹を満たし、疲れを癒しましょう。

 

食事をしたりお土産を買ったりすると、駐車料金が無料になるお店もありますので、ぜひ利用してください。

 

立石寺(山寺)へのアクセス・入山料・周辺の観光地をご案内

 

 

 

《所在地》

山形県山形市山寺4456-1

 

《アクセス》

JR仙山線利用/山形駅から20分、仙台駅から50分 いずれも山寺駅下車

乗用車利用/山形市中心部より約30分 仙台市より約90分

 

《時間》

8:00~17:00(宝物殿は8:30~17:00 12月~4月20日は休館)

 

《入山料》

大人300円 中人(中学生)200円 小人(四歳児以上)100円

 

《宝物殿》

大人200円 小人(四歳児以上)100円

 

 

立石寺(山寺)は、山形県と宮城県それぞれの中心部からもアクセスがよい場所です。

 

将棋の駒の産地・天童市や、さくらんぼ「佐藤錦」発祥の地と言われる東根市もすぐそばです。

 

山登りで疲れた身体を近くの温泉で癒すのもいいですね。

 

名所旧跡巡りが好きな方にも、初めて山形観光をする方にも、ぜひ訪れていただきたい、一生の思い出となるお寺です。話のネタになること間違いなし!