『平戸城』ってどんな城?築城主によって完成間近で焼失!?

 

平戸城』は長崎県平戸市にあった平山城(平野の山や丘に築城された城)で、現在は亀岡公園内に城跡として残されています。

 

 

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築城が開始されたのは天下分け目の戦いで知られる“関ヶ原の戦い”の前年(1599年)で、築城したのは肥前国の戦国大名・松浦鎮信(まつら しげのぶ)です。

 

松浦鎮信は父・隆信とともに松浦氏(平戸松浦氏)の勢力を広げ戦国大名となり、江戸時代には平戸藩の藩主となった人物です。

 

 

そんな松浦鎮信ですが、1613年に完成間近の平戸城に火を放ち城のほとんどを焼いてしまいます。

 

理由ははっきりとは分かっていませんが、松浦氏は豊臣氏との親交があったため幕府からの疑いを晴らすため、または後継者の久信が亡くなったためと言われています。

 

以後、平戸藩の藩庁は平戸港を挟んだ北側に館を構えそこに置きました。

『平戸城』の再興!焼失から100年の時を経て復活した山鹿流の城!

 

1613年の焼失から105年後の1718年に『平戸城』は再興を果たします。

 

1702年に4代藩主の松浦鎮信(初代藩主・松浦鎮信の曾孫)が幕府から城の再築城の許しを得て、1705年に5代藩主・松浦棟(まつら たかし、鎮信の長男)によって着工されました。

 

 

この幕府の築城認可は江戸中期では大変珍しく(この時の将軍は5代将軍・徳川綱吉)、理由としては徳川家との姻戚関係や東シナ海の警備が必要であったためと言われています。

 

築城に際しては山鹿流(軍学者・山鹿素行が著した兵法)の山鹿高基(山鹿素行の庶子)が指導し、平戸城は平山城で唯一”山鹿流”の城となりました。

 

 

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また、完成した1718年までの13年間で築城に関わった人は約54万3千人と言われています。

現在は何が見られる?城跡では天守や櫓、石垣などが見られる!

 

明治時代の1871年に『平戸城』は”廃城令”により廃城となりました。

 

この際、天守や櫓は解体されましたが、「狸櫓」や「北虎口門」はそのまま残されました。

 

 

「狸櫓」(正式名は多聞櫓)は江戸時代から残されている唯一の櫓で、修理の際に小姓に化けた狸が藩主に「このまま棲まわせて欲しい」と頼んだことから狸櫓と呼ばれました。

 

「北虎口門」は城の北側を守る大変重要な門で、現存する唯一の木造建築です。

 

ほかの建築物は復元のものが多数ですが、資料館やミュージアムとなっている「模擬天守」、白浜港を望みながら宿泊ができる「懐柔櫓」などが見られます。

平戸へ来たら城だけでなく平戸の歴史も学ぼう!周辺の施設も紹介!

 

平戸城』へ来たら、ぜひ周辺の施設にも寄ってみてください。

 

平戸は室町時代から南蛮貿易が盛んに行われ、1550年にはフランシスコ・ザビエルが来航、1609年にはオランダが1613年にはイギリスがそれぞれ商館を設置しました。

 

 

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1623年のイギリス商館の閉鎖や1641年のオランダ商館の長崎出島への移転により、平戸の南蛮貿易は衰退してしまいますが、オランダ商館に関しては1639年に建てられた倉庫を2011年に「平戸オランダ商館」として復元しました。

 

この「平戸オランダ商館」は平戸城から車で5分のところにあり、当時の貿易に関する資料や貿易品などが展示されています。

 

 

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ほかには平戸松浦氏に関する資料が展示されている「松浦史料博物館」が平戸城から車で5分のところにあります。

 

この建物は1893年に松浦氏の私邸「鶴ヶ峯邸」が利用されました。

『平戸城』へはどうやって行くの?入場料やアクセス方法も掲載!

 

 

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《所在地》

〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1458番地1

 

 

《利用期間・時間》

・4月1日~9月30日:午前8時30分~午後6時

・10月1日~3月31日:午後8時30分~午後5時

 

 

《入場料》

※()内は30名以上の団体

・大人;520円(410円)

・高校生:310円(250円)

・小・中学生:200円(160円)

 

 

《アクセス方法》

・佐世保駅から西肥バスで「平戸市役所バス停」で下車。平戸城まで徒歩30分。

・佐世保駅から松浦鉄道で「たびら平戸口駅」で下車。平戸城までタクシーで10分。

・博多駅からさつき観光バスで平戸城(直通)。

 

 

《駐車場》

・平戸城無料駐車場

普通車:101台 二輪車:2台 バス:20台

・平戸城三ノ郭跡駐車場

普通車:20台 二輪車:1台 バス:10台