『豊川稲荷』ってどんな寺院?神社みたいな名前の曹洞宗寺院!

 

豊川稲荷』は愛知県豊田市豊川町にある曹洞宗の寺院です。

 

1441年に曹洞宗の僧・東海義易(とうかい ぎえき)によって創建(開山)されました。

 

 

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“稲荷”と言えば伏見稲荷大社(京都)を代表するように、神社だと思う人が多いと思いますが、この豊川稲荷は曹洞宗の寺院で正真正銘の仏教寺院です。

 

正式名称は「円福寺豊川閣妙厳寺」と言います。

なぜ境内には狐がいる?寺なのに稲荷神の使いの“狐”がいるワケ!

 

“狐”といえば稲荷神を祀る神社にいるイメージですが(狐は稲荷神の使い)、寺院でもある『豊川稲荷』にも狐がいます。

 

 

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なぜ、狐がいるのかと言うと、当寺院の鎮守神である荼枳尼天(だぎにてん)に関係しています。

 

荼枳尼天は仏教の女神であり稲穂を担ぎ白狐に跨がっている姿をしています。

 

この荼枳尼天を鎌倉時代の曹洞宗の僧・寒厳義尹(かんがん ぎいん)が尊崇し、弟子に対して祀って御祈祷することを訓えました。

 

そして、当寺院の開山である東海義易は、この教えを受けて鎮守神として祀りました。

 

 

また、荼枳尼天は“稲穂と狐”ということから神道の稲荷神と同一視(神仏習合により)されるようになりました。

 

これらの理由から豊川稲荷には狐がたくさんいます。

歴史上の有名人からも崇拝を受け、明治には「豊川閣」とも呼ばれる!

 

豊川稲荷』は歴史上の有名人からも崇敬を受けていた寺院としても有名です。

 

戦国時代には現在の愛知県を治めていた織田信長徳川家康から、中でも今川義元からの崇敬が厚かったと言われています。

 

ちなみに当寺院の建造物の中で1番古い「山門」は1536年に今川義元が寄進したものです。

 

 

 

 

江戸時代には大岡忠相(大岡越前の名で有名)からも崇敬を受け、大岡の死後70年たった1828年には豊川稲荷の分霊が西大平藩の下屋敷に勧請され祀りました。

 

 

明治時代に入ると神仏分離によって鳥居の撤去など神社との区別が厳しくなりますが、皇族の有栖川宮家が崇敬し「豊川閣」の篇額を寄進します。

 

これ以降、当寺院の正式名称にあるように「豊川閣」とも呼ばれるようになりました。

『豊川稲荷』へはどうやって行くの?営業時間やアクセス方法も掲載!

 

 

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《所在地》

〒442-8538 愛知県豊川市豊川町1番地

 

 

《定休日、開門時間》

定休日なし

午前5時~午後6時

 

 

《拝観料》

無料

 

 

《御祈祷》

受付:午前8時~午後2時30分

料金:1名3000円以上 ※4000円以上の御祈祷は料理の接待が有る

 

 

《アクセス方法》

JR飯田線「豊川駅」から徒歩5分。

名鉄豊川線「豊川稲荷駅」から徒歩5分。

 

 

《駐車場》

豊川稲荷大駐車場

普通車:600円 バス:1100円 バイク:300円

※御祈祷を受けた方は駐車料金が無料